Discourseには「信頼レベル」というシステムがあります。
これは管理者が変更することができない根幹となるシステムであり、フォーラムに対する操作の可否を含めた、「フォーラムの権限」に直結しています。
これは、Discourseはコミュニティのためのフォーラムであるため、熱心なユーザーたちは運営に関わる者たちである……というような考え方に基づいています。
この信頼レベルは0
から始まり、フォーラムを利用していることで自然と2
までは上がるようになっています。
3
になると直接的に運営に関わる権限が与えられるようになります。
3
に上がるためには、管理者並の熱心な活動が求められ(例えば投稿されるトピックの大部分を閲覧する必要があり)、さらにその水準を維持できていないと降格されます。
4
は管理者によって手動でしか上がりません。
この仕組み自体は変更不可能であるため、まずJLinuxers Socialへの参加申請の条件を、信頼レベル3から信頼レベル2に変更しました。
信頼レベル3をずっと維持することはあまり現実的な話ではないほどかけ離れているため、将来的には信頼レベル2への昇格条件を少し引き上げる可能性があります。
また、タグの追加に信頼レベル3が必要であるため、投稿されたトピックに対して適切なタグが存在していない場合、スタッフまたは信頼レベル3以上のユーザーが新規タグを付与するという運用に変更しました。