Manjaro Linuxの最新stableアップデートで、環境によっては音声デバイスが動作せず、動画再生が始まらないと言った問題が発生します。
これはPulseaudio環境で、Pipewireの残滓があることに由来するものです。
以前( manjaro-pipewire
が作られた頃)はPulseaudio関連パッケージとPipeWire関連パッケージは共存可能でしたが、去年の秋頃に共存できなくなりました。
今回のstableアップデートではこの共存できない範囲がさらに広がり、同じような問題が発生するようになりました。
この問題が発生すると、音声デバイスが動作しないほか、ffmpegはフリーズし、YouTubeやTwitchなどの再生が始まらずにフリーズするといった問題が発生します。
また、PulseAudioはデバイスを認識するものの、source/sinkに対する入力が認識できないという状態になります。
私の環境では gst-plugin-pipewire
を削除する必要がありました。